ブラウザを使い分けてより安全に!(その1)
ブラウザとは、インターネットを閲覧するために必要なソフトですが、恐らくほとんどの方はパソコンに最初から入っている「Internet Explorar※(インターネットエクスプローラー 通称IE)」をそのまま使っているのではないでしょうか?※以下「IE」と略します。
この「IE」は世界的なシェアも90%以上となっており、「IE」にのみ対応しているホームページもかなり多いのが現状となっているため、初心者の方にはインターネット=「IE」という認識の人も多数いらっしゃるようです。
ですがこの「IE」、近年「セキュリティ上の脆弱性」が大量に見つかっており、新聞やテレビのニュースでも時折話題となっています。さてこの脆弱性ですが、対策をせずに放置しておくと、悪意のあるホームページを脆弱性のある「IE」で閲覧するだけで、ウイルスやスパイウェアに感染してしまったり、最悪、お使いのパソコンが悪意を持った第三者に乗っ取られるという危険性も潜んでいますし、以前にご案内しました「Windows Update」での修正も場合によっては間に合わないことがあるようです。
そこで、当セキュリティマガジンが皆様にお勧めしたいのが、「ブラウザの使い分け」です。
実は、ブラウザには「IE」以外にも様々な商品があります。「IE」以外のブラウザは「IEの脆弱性」の影響を基本的に受けないため、「WindowsUpdate」がまだ対応できていない「IE」の脆弱性による攻撃をも防ぐことが出来ます。
このため、安全が確認できないようなホームページでも、「IE」を使うより比較的安全に閲覧することができます。
ただし、現在では前述しましたように、「IE」のみ対応しているページも多いため、用途に応じたブラウザの使い分けがポイントとなります。(その2へ続きます)
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