鹿児島発セキュリティマガジン

まず、お子様がインターネットに触れる際、親として一番心配なのは公序良俗に反するホームページや、子供に対する悪意をもった人間との接触ですね。そこでまず基本として、インターネットを始める前に、以下のような「おやくそく」を守ってもらうようにしましょう。

1. 親のいない時間はインターネットを触らない。
2. インターネットは決まった時間だけ楽しむようにする。

細かい部分については、その家庭ごとに異なってくると思いますが、基準としてはお子様に家庭用ゲーム機を遊ばせる基準と同じようにするのがよいでしょう。

ですが、お子様が親の目を盗んで危ないページを見ることもあるかもしれません、そこで活用したいのが「フィルタリングサービス」と呼ばれるサービスです。

この「フィルタリングサービス」を利用すると、公序良俗に反するページや、お子様の目に触れさせたくないページを表示できないようにすることが可能です。

「フィルタリングサービス」は、有料、無料問わず様々なサービスがプロバイダやソフトメーカーから提供されているので、ご利用についてはお使いのプロバイダや最寄のパソコンショップ等にご相談ください。

※シナプスでは「スクリーニングサービス」の名称でシナプスユーザー様へ無償にて提供しています。

これからはインターネットがパソコンだけではなく、携帯電話やテレビといった様々な媒体で利用できるようになっています。近い将来、インターネットが今よりも普段の生活や仕事にどんどん加速度的に取り込まれていきますので、「インターネットは子供には危険だからうちの子には触れさせない」ということも難しくなってくるでしょう。これからは安全安心に、そして上手にお子様がインターネットに付き合っていけるよう、我々大人がきっちり見本を示してあげることが大切になってくると思われるので、今回の記事が多くのお子様を持つお父様、お母様方の一助になればと願いつつ、締めくくることとします。