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Windows Vistaのセキュリティは?

2007年1月31日に「Windows Vista」(ウインドウズビスタ)が発売されました。それに伴い、これから市販されるパソコンも標準でWindows Vistaがインストールされているものが増えてきています。そこで今回は、「セキュリティ」という側面からWindows Vistaの特徴を案内していきます。

Windows Vistaは今までのWindowsと比べて、セキュリティ面が強化されています。その中でも特に大きな特徴は以下の3つになります。

フィッシング詐欺検出機能

※フィッシング詐欺検出機能については、Internet Explorer7からの新機能となってますので、現行のWindows XPをご利用の方でも使うことができます。

Windows Vistaのフィッシング詐欺防止機能は、MicroSoft(マイクロソフト)社に登録されているフィッシング詐欺サイトのリストと照合することで、フィッシングの疑いがあるサイトの表示を制限することが可能となっています。仕組み的には、ウイルス対策ソフトでのウイルス駆除・検知機能とほぼ同じようなものなので、使っている人はあまり意識する必要はありません。しかしながら、この機能で検出できるフィッシングサイトはMicrosoft社に登録されているものだけになるので過信は禁物ですが、フィッシングの疑いがあるサイトにも警告が出るようになっているので、もしフィッシング警告をみかけたら、そのサイトは安全なものなのか確認した上で利用するようにしましょう。

スパイウェア検出・駆除機能

WIndows Vistaにはスパイウェアを検出し、駆除するツールが標準でついていますので、今までのWindowsよりも比較的安全にインターネットを利用できるようになっています。

迷惑メール振り分け機能

Windows Vistaに付属している「Windows メール」というメールソフトは、今まで付属していたメールソフト「Outlook Express(アウトルックエクスプレス)」の後継ソフトになりますが、このソフトには迷惑メールを自動的に識別し、振り分ける機能が標準で搭載されている為、迷惑メールに悩まされているかたにはより安心してご利用いただけるようになっています。

このように、Windows Vistaには今までのWindowsよりもセキュリティ的に安全なOSとなっています。ですが、Windows Vistaを導入するだけで今までの対策が不要になるわけではありませんので、Windows Vistaを導入しても、今まで行ってきたセキュリティ対策は継続して行うようにしましょう。

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