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犯罪予告をみかけたら…?

長かった夏も終わり、朝晩が冷え込む季節になってきましたね。ですがネット上の掲示板やブログでは、今日も様々な場所で、熱い議論や活発なコミュニケーションが行われています。ただその中には白熱するあまり、法に触れる可能性のある暴言が行われていたり、また、顔がみえないことをいいことに、犯罪予告等の犯罪性の高い発言をする心無い人も少なからず存在します。そこで今回はそういった発言を偶然みかけてしまったとき、どうすればよいかを簡単に案内します。

まず、具体的な地名や場所、日時が記載されている犯罪予告の書き込みをみつけた場合、もし仮にそれがただのイタズラであったとしても、万が一実行されてしまったり、模倣犯による新たな犯罪予告が行われる可能性があるので、見つけたときはまず速やかに近くの警察署に通報しましょう。

こういった犯罪予告は、通常はインターネット上に公開された時点で犯罪として扱われ、実際に逮捕者も複数出ています。各種マスコミでもニュースとして報道されているので、ご存知の方も多いと思いますが、こういった行為は絶対に真似をしないようにしましょう。

あと、中には善意から掲示板等に犯罪予告の書き込みをそのまま全文コピーして知らせる方もいますが、全文をコピーし、掲示板等に投稿した時点でその人も罪に問われる可能性もありますので、犯罪性の高い文章は安易にコピーせず、メールや電話といった第三者からは確認出来ない方法で警察等に通報するよう心がけましょう。また、同時にその掲示板の管理者へもそういった書き込みがあることを伝えるようにするのもよいでしょう。

また他には、犯罪と判断するには微妙なものや、何らかの権利を侵害していると思われたり、いわゆる公序良俗に反するような書き込みや情報といったものもあります。そのような判断が難しいものについては、「インターネット・ホットラインセンター」にまずは通報しておくのがよいでしょう。

インターネットを利用する人口は年々増加していますが、それに伴いネット上の犯罪も増加しています。ただネット上での犯罪も、現実世界の犯罪とまったく変わりませんので、ネットでも現実世界と同じように、モラルやルールを守るだけではなく、犯罪行為を蔓延させないよう、一人一人が心がけるようにしましょう。

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