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長期休暇後はご用心!

2008年。謹んで新春のお喜びを申し上げます。本年も当鹿児島発セキュリティマガジンをよろしくお願いいたします。さて本年最初の記事は、長期休暇が明け、久しぶりに職場のパソコンを立ち上げた際、注意していただきたいことを二点ほどご案内いたします。

いきなり大量のメールが!

「今日から仕事始め!」と普段通り会社でメールチェックを行った瞬間、大量の迷惑メール…。しかも取引先等からのご挨拶メール等までその中に混じってしまうと、休暇明けの忙しさも重なるため、迷惑メールとそうではないメールの仕分けも疎かになりがちです。

そうなると、いつもであれば開かないような添付ファイルや、メール本文に記載されているアドレスもうっかりクリックしてしまうかもしれません。もしその中にウイルス等が混じっていたら大変危険です。そこで長期休暇後の初出勤時は、メール受信前に必ず、お使いのセキュリティ対策ソフトの定義ファイルを確認しましょう。過去にも連休中に新種のウイルスが発生し、世界中に被害をもたらしたケースもありますので、業務に支障の来たすことのないように、必ずセキュリティ対策ソフトの定義ファイルを最新版に更新しましょう。

パソコンごと自宅に持ち帰ってしまった!

どうしても年内に仕事が終わらず、正月前に自宅に職場のパソコンを持ち帰ったかたは、職場のネットワークに繋ぐ前に、ウイルスに感染していないか必ず確認するようにしましょう。自分での確認が出来ない場合は、必ず職場のネットワーク担当者へ確認をお願いしましょう。もし、自宅に持ち帰ったパソコンがウイルスやスパイウェアに感染していると、その被害が職場全てのパソコンに広がる可能性がありますので、出来るだけ職場のパソコンは自宅に持ち帰らない。また、やむを得ず職場のパソコンを持ち帰る場合は、極力自宅のインターネット回線に接続しないようにしましょう。その場合でも職場のネットワーク担当者の指示に従うようにしましょう。

今回は更新時期の都合上、正月休みが終わってからの記事となりましたが、ゴールデンウィークやお盆休み等も、正月休みと同様なので、季節季節の長期休暇後は、上記二点を忘れないようにしましょう。

最近はパソコン・インターネットが業務上必須となっている会社も増えていますが、それに伴い、会社や従業員のセキュリティ意識の低さが原因と思われる個人情報漏えいや、ウイルス感染等の事故も増えていますので、仕事では家庭以上に、セキュリティに対する意識を持つことをお勧めします。

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