プロバイダの迷惑メール対策、OP25Bについて
いよいよ年末年始の慌しい時期がやってきました。こういった忙しい時期は迷惑メールも増えてくるので困りものですね。そこで今回は、昨年紹介した迷惑メール対策「集中連載 迷惑メール解明特集!」以外に、最近多数のプロバイダが導入を始めている新たな迷惑メール対策、OP25B(25番ポートブロック)について、注意すべき点やその仕組みについて、簡単にご案内いたします。
OP25B(25番ポートブロック)って一体何?
メールを送信するときは、通常ポート25番というインターネット上の入り口を利用する仕組みとなっております。OP25Bとは、メールの送信に使う25番ポートに制限をかけることによって、最近流行している「ゾンビパソコン」による迷惑メール送信を防止することができます。迷惑メールの世界的な流行に伴い、導入するプロバイダもここ最近急増しています。
※シナプスでも、2007年1月17日(水)にOP25Bを本格的に実施する予定です。
OP25Bで、何か影響があるの?
通常、接続しているプロバイダのメールアドレスを利用している場合は特段問題は発生しないのですが、それ以外のメールアドレス(フリーメールや他社メールアドレス等)を利用している場合、設定を変更しないとメールが送信できなくなりますので、メールアドレスの提供元に確認し、設定を変更しなければなりません。
※設定変更方法は、利用しているメールアドレスにより異なります。
このように、メールを使いこなしている方には少し面倒な作業が発生してしまうというデメリットがあるのですが、大多数のプロバイダがこの対策を実施することにより、迷惑メールの送信をある程度食い止めることが可能となります。
迷惑メール撲滅のため対策は、なかなか一筋縄ではいかない厄介なものなのですが、現在各種プロバイダや、メールソフト、セキュリティソフト提供元、各国家の政府等が一丸となって取り組んでいます。
それに伴い、今は一般の利用者でも比較的簡単に迷惑メール対策が可能となっていますので、皆様も再度しっかりと迷惑メール対策がきちんと行われているか、パソコン等の設定をご確認ください!
また、シナプスでも各種迷惑メール対策サービスをご用意しておりますので、ご興味のあるかたは是非ともシナプスサポートまでお気軽にお問い合わせください。
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