Powered by TypePad

« 便利!でも危険?無線LANの設定は気をつけて! | メイン | Windows Vistaのセキュリティは? »

 2月2日は「情報セキュリティの日」

ここ最近のインターネット普及に伴い、インターネットを利用した犯罪も増えてきております。その対策と啓蒙のため、日本政府が管轄する内閣官房情報セキュリティセンターより、毎年2月2日を「情報セキュリティの日」と制定することとなりました。そこで今回は「情報セキュリティの日」にちなみまして、今まで当セキュリティマガジンで紹介した、インターネット上での各種犯罪の対策をおさらいしましょう。

様々な個人情報を盗み出す「フィッシング・ファーミング詐欺」

フィッシングファーミング詐欺で一番気をつけないといけないことは、安易に個人情報を入力しないことに尽きます。特にSSLに対応していないホームページや、個人情報の入力を促すようなメールに書かれているアドレスのリンク先には注意するようにしましょう。

クリックするだけで利用料金請求?「ワンクリック詐欺」

ワンクリック詐欺は、メールやホームページに書かれているリンク先をクリックするだけで、「入会ありがとうございます」といったメッセージが表示され、いかにももっともらしい言い回しで料金の振込を促そうとする悪質な詐欺です。特に最近のワンクリック詐欺はかなり手が込んでおり、つい「払わないといけない」と思ってしまいがちですが、通常、電子取引法と呼ばれる法律では、契約が成立する条件として必ず事前にサービスの内容な料金(約款)を提示し、それに同意しない限りは契約が成立しないこととなっていますので、安易に請求に応じないようにしましょう。

それでも不安に感じる場合は、当セキュリティマガジンの左側にあります「被害にあった!そんな時・・・」のリンク先に問い合わせてください。

ブログやSNSで個人情報が晒された!

過去の記事です。

最近では掲示板だけではなく、ブログSNSといった新たな情報交換・コミュニケーションのサービスが次々と誕生していますが、それに伴い、悪意を持った個人情報の無断公開も増えてきています。

こういった場合は、掲示板・ブログ・SNSの管理者に削除依頼を行うか、名誉毀損等といった犯罪の可能性がある場合は、警察に通報することもお勧めします。

また逆に、自分自身で安易に個人情報をインターネット上に公開することも控えた方がよいでしょう。一度公開してしまった情報は削除しても、見てしまった人の記憶からは削除できないので、本当に公開してもよい情報なのかは十分に気をつけるようにしましょう。

ここまで、過去にご案内しましたネット犯罪対策をざっとおさらいしましたが、これからも新たなネット犯罪が誕生する可能性は十分に考えられます。当セキュリティマガジンでは今後も安全・安心にインターネットを楽しむための情報を随時提供していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.synapse-blog.jp/t/trackback/190325/6755588

このページへのトラックバック一覧 2月2日は「情報セキュリティの日」:

» ISMSとISO27001の事例解析 トラックバック ISMSとISO27001の事例解析
ISMS(Information Security Management System)とは、個別の問題に対して対策を行うほかに、企業組織全体のマネジメント(管理、指揮)として、自らのリスクアセスメント(リスク分析からリスク評価までの全てのプロセス)により、企業組織に必要なセキし...... [続きを読む]

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。