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  P2P(ピアツーピア)ソフトにご用心!

最近、Winny(2006年3月27日セキュリティマガジン掲載記事)を中心とした様々なP2Pソフトが出現していますが、こういったP2Pソフトはウイルスに狙われやすく、場合によっては大規模な個人情報の漏洩や、個人のプライバシーを世界中に暴露してしまう危険性を孕んでいます。そこで今回は、代表的なP2Pソフトとその特徴、並びにP2Pソフトを狙ったウイルスについてご案内いたします。

P2Pソフトって何?

P2Pという技術(パソコン同士をインターネットで直接接続し、様々なファイルやデータのやりとりを行う)を用いたソフトです。一般的には動画や音楽、コンピュータのプログラムといったファイルを第三者とやりとりする目的で使われてますが、P2Pソフトでやりとりされるファイルの大部分は、無許可で配布されている著作物であることが殆んどであるため、P2Pの技術自体に問題はなくても、その使われ方が社会的に問題視されています。

P2Pソフトを狙ったウイルスって?

最近、鹿児島県でも某企業の顧客データや、私生活情報(プライバシー)を含む個人情報が流出するといった事件が発生していますが、これがP2Pソフトを狙ったウイルスによる被害です。

P2Pソフトを狙ったウイルスは、誰もが欲しがるファイルに偽装するといった、思わずクリックしてしまうような心理的誘導が施されており、また、亜種や変種も多い事から、ウイルス対策ソフトでの駆除も追いつかないことが多いため、広範囲な被害ではなく、狭い範囲での被害が多いのが特徴です。但し、このタイプのウイルスは一度感染してしまうと、ニュースで騒がれるような重大な被害をもたらすことから、十分な注意が必要です。

どうすれば効果的な対策が取れるの?

P2Pソフトを狙ったウイルスは、かなり厄介なものが多いため、対策が難しいのが現状ですが、P2Pソフトを使わなければ感染することはほぼないので、「P2Pソフトを使わない」ことが一番の対策といえます。

しかしながら、P2Pソフトはその魅力から、家族が勝手に自宅のパソコンにインストールして使ったりすることも多いため、禁止することはなかなか難しい場合もありますので、仕事で扱う重要な情報、他人に漏れてはいけない情報等は、極力自宅のパソコンに保存しないようにするといった予防策も重要になってきます。

P2Pソフトを狙ったウイルスは、下手をすれば今後の人生に影響を与えるほどの甚大な被害をもたらすことがあるだけではなく、P2Pソフトで著作権侵害行為を行うこと自体が違法行為の為、最悪逮捕されることもありますので、絶対に安易な好奇心で手を出すことのないように気をつけてください。

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